戸建て住宅に多い勝手口。
勝手口から外に行く際、このような踏み台がありますよね。
ブロックを積んで地面に降りる階段状の台を勝手口として作っている家って多いと思います。
この台のことを、踏み台・踏み段とよいいます。
最初はいいのですが時間が経つにつれて、基礎部分と踏み台の間に隙間が空いていきます。
この隙間の事を”肌別れ”というそうです。
よく見られる光景です。
しかし、住まわれている方にとったら「何だこの隙間はー!?」となりかねないですよね。
1cm以上の隙間も良くあるそうです。また、実際にもよくクレームが多い箇所だそうです。
隙間に雨水が入り込み、多湿状態になります。シロアリからしたら最高な住み心地かもしれませんね(笑)
ちなみに、シロアリはどれくらいの隙間があれば侵入してくるかご存知でしょうか。
※約0.4ミリの隙間があればシロアリは侵入して来るそうです。
構造には問題なし
建物本体の外部に出だ踏み段ですので、主要な構造体ではありません。
ですので構造的には隙間が空こうが、本来縁が切れている状態のものを付けているので問題ありません。
ただ、見た目が気になりますよね・・・
しかもシロアリが住みやすい環境になるなら、修理した方が良いのか・・・
提案
最初から一体化させずに基礎と縁を切っておくのが一番良いかと思います。
最近では、プラスチックでできた踏み段があります。
台の上蓋を開けると収納になっているのです。
とっても賢い商品!(@_@)
城東テクノ株式会社さんのハウスステップという商品だそうです。
シロアリ対策にも良く、基礎近くに10センチくらい空けて置くとより良いかもしれませんね!
気になられた方はぜひチェックしてみてください!
参考サイト:城東テクノ株式会社 ハウスステップ
(決して城東テクノさんの回し者ではございません・・・)
補修方法
モルタル:補修がしやすい
タイル:補修がやりづらい
結果、タイルの場合だと補修金額も高くなってくると思われます。
家はメンテナンスをしやすいようにシンプルにしておくことが一番良いですね。
私たちは住宅購入者に特化した相談所です。
日本住宅相談所
住宅購入を考えているすべての方に対して開かれた相談所でありたい。
気軽に何でも相談できる相談所でありたい。
第三者性の中立的な立場でお客様をお手伝いします。
顧客目線・お客様の利益になることを第一に考えます。