中古物件の家探しをしていると、何を聞けばいいのかわからなくなりますよね。
そしてできる限り家を安く買いたい!というのが希望ではないでしょうか。
中古物件の内覧時
売主や不動産業者へこれだけは聞いておこう!
という質問をまとめました。
質問は全てで1⃣1⃣問あります。
質問1⃣:今までこの家の見学者は何人くらいいらっしゃいましたか?
その物件の人気具合はとても大切です。確認しましょう。
人気な物件は値引き交渉が難しくなる傾向があります。
値引きをしてくるお客様より、高く買ってくれるお客様が優先されることが多いからです。
質問2⃣:販売開始をされたのは、いつからですか?
物件が販売をされたのがいつなのか知ることは、値引き交渉をする為にも非常に大切です。
質問3⃣:なぜ家を売ることにされたのですか?
売主が早く売りたいのかどうかを知るために聞けるのであれば聞きましょう。
早く売りたいのであれば、値引き交渉にも積極的に応じてくれるケースはあります。
質問4⃣:今まで家のリフォームや雨漏り等した箇所はありますか?
家の修繕履歴を知ることは、家を購入する際の判断基準として大切です。
実際水漏れしていても、売主は知らないふりをする方が中にはいらっしゃるので注意が必要です。
※ここから下の質問は不動産業者へ聞いてみると良いかもしれません。
質問5⃣:固定資産税はいくらですか?
今後、ライフプランを計画していくためにも、固定経費は知っておきたいところです。
質問6⃣:この家はすまい給付金の対象ですか?
これは売主が不動産業者か個人かによってもらえるかもらえないかが決まります。
すまい給付金は消費税が増税したことにより、それを補うために作られた給付金になります。
売主が不動産業者の場合、販売価格に税金が課せられるため、すまい給付金の対象になります。
※業者が売主の場合、すまい給付金には条件があります。
・50㎡以上であること
・次のうち、どれかに該当する必要があります
- 既存住宅売買瑕疵保険へ加入した住宅
- 既存住宅性能表示制度を利用した住宅(耐震等級1以上のものに限る)
- 建設後10年以内であって、住宅瑕疵担保責任保険(人の居住の用に供したことのない住宅を目的とする住宅瑕疵担保責任任意保険を含む)に加入している住宅又は建設住宅性能表示を利用している住宅
特に、この1の瑕疵保険への加入に気を付けて下さい。
この瑕疵保険加入は売主である業者のみ加入することができます。買主は瑕疵保険に加入することができません。
・現金取得者のみ50歳以上(12/31時点)
売主が個人の場合、販売価格に税金は非課税になるので、すまい給付金は対象外になります。
質問7⃣:住宅ローン減税を利用したい。利用するための順序は?私たちは利用できる?
質問をする前に、御自身でも住宅ローン減税についてある程度理解してから聞きましょう。
少し、不動産業者の方へカマをかけるような感じになるかもしれませんが、
相手の不動産業者がどこまで知識を知っているのか知らないのか自分で判断する上で大切なことです。
もし話を交わされた場合、その業者の方はあまり勉強をされない=お客様の不利な取引になるケースがあります。
質問8⃣:瑕疵保険について教えて下さい。保険に加入するにはどのような流れになりますか?
こちらの質問は瑕疵保険に加入を検討している方が聞いて下さい。
瑕疵保険は住宅ローン減税で対象外の物件でも、検査に合格すれば対象にできる商品です。
かつ、登記の登録免許税の軽減措置、贈与税の非課税、不動産取得の減額措置等利用することができます。
しかし申し込む期間や引渡の時期、補修が必要など細々したことで注意が必要です。入ったほうが良いと私は思います。
この点についても、不動産業者は知らずに仕事をされている方もいらっしゃいますので自ら勉強することが大切です。
質問9⃣:瑕疵保険に入るには時間がかかる可能性があると聞いた。その場合、時間等はご協力いただけるか?
瑕疵保険の場合、保険商品の内容にもよりますが、時間がかかることがあります。
契約締結から引渡までの期間に、住宅診断→補修→診断→合格にしなければいけません。
よって必然的に少し時間がかかることが多いです。
最近の商品では引き渡し後に補修でOKというものも出てきました。
しかし、早く現金にしたい!早く売りたい!という売主は時間がかかることを嫌がる場合もありますので必ず聞いておく方が良いでしょう。
質問1⃣0⃣:今後この家を購入したいと思った際は住宅診断を検討している。売主は住宅診断をすることは受け入れて下さいますか?
売主が住宅診断を協力してくれるかどうか、とても大切なことです。
住宅診断や瑕疵保険を検討される場合は必ず聞いた方が良いでしょう。
質問1⃣1⃣:途中で即購入希望の人がいたら、そちらを優先されますか?
住宅診断や瑕疵保険は時間がかかる場合があることがデメリットです。
そして、検討している間に他に別のお客様が「私たちは何もしない、瑕疵保険もつけない。住宅診断もしない。すぐに買うよ」となれば、売主はそちらを優先することがあります。
そういう場合になった際、そのお客様を優先するかしないか、聞いておいても良いと思います。
私たちは住宅購入者に特化した相談所です。
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