海外のシンクや水回りの商品、キッチンってデザインがおしゃれで素敵な物が多いですよね。
アンティークショップや、直輸入しているお店に行くと、これもいいなぁ~と思うものがたくさんあります。きっとそんな人多いんじゃないでしょうか。
今日は、そんな海外製の蛇口について書きたいと思います。
オシャレなんだけど、やっぱり海外のもの。日本の水道には向き不向きがあるのです。なぜ向き不向きがありのでしょうか?
日本はデザインも素敵ですが、デザインより品質を重視して造られています。海外のもは、品質よりもデザインを重視して造られています。
では、海外製の蛇口は注意が必要なのでしょうか?
海外製の蛇口は水圧抵抗の高いものが多いのです。
え?水圧抵抗?ってなに?と、思われる方も多いと思います。
水のトラブルの中には、「音」があります。ウォーターハンマーとも言い、水撃とも言われる現象です。
ウォーターハンマーが鳴る原因は、シングルレバー式の水栓金具や、食洗器などを使用するとなります。水を急にたくさん出して、急に止めるものをいいます。
水を急に止めると、止められた水たちは行き場をなくし、給水管の中で揺れ音が鳴ります。
海外の水道は、日本よりも水道圧が高いので、蛇口もその水圧に耐えられるように設計されています。
では、それを日本で使用するとどうでしょうか?
日本は海外よりも水道圧が高くありません。高くないにも関わらず、水圧を抑える力が高いものを使うとどうでしょうか。
そうです。水の出が悪くなります。抵抗が大きいので給水管から蛇口の先に出るまでに水圧が弱まってしまっていることが多いのです。
建物の2階ぐらいまでは問題が無いと思われますが、3階以上に設置する場合は水圧の確認や、圧力を上げる必要があるのか調べる必要があります。
1997年より以前は海外の蛇口は使用する事が出来ませんでした。しかし、1997年に水道法の規制緩和により、日本の水道協会の適合品以外でも基準に合格しメーカーが自己認証することにより海外の蛇口等も使用できるようになりました。
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