家を購入検討している人であれば住宅ローン控除については何となく聞いたことがあると思います。
そしてざっくり
・住宅ローン残高の1%で最大年間40万円もらえる
と思っている方がたくさんいます。
新築を購入検討している方はその認識で問題はありません。
住宅ローンの年末残高×1%=控除額
しかし、中古住宅を購入検討している方は注意が必要です。
中古住宅を購入する方の中でも新築同様の最大40万円の還付をうけられる方と最大20万円の還付しかもらえない方がいます・・・!
その差20万円!!
これは、へぇ~で済ませれる金額ではありませんよね。
同じ中古でもなにがちがうの!?
それは“売主”が違います。
通常の中古物件であれば基本的に売主は個人になります。
この場合は最大で20万円しか控除されません。
しかし、中古住宅でも不動産業者が売主の物件があります。
買取再販物件といわれるものです。
買取再販物件とは:中古物件を不動産業者買取り、それをリフォーム、リノベーションなどを行って再度、一般のユーザーへ売却する物件となります。
よく、物件のチラシにリノベ済やリフォーム済と言った文言があるチラシの物件は売主が不動産業者の可能性が高いです。
そういった物件は新築物件同様の最大40万円の控除がうけられます。
※ちなみに住宅ローン控除対象の物件である必要があります。対象外物件とは木造で築25年以上の物件などになります。対象外物件でも特例措置を受けることでも適用することも可能です。
後々、後悔しない為にも事前に中古住宅を購入する際は売主と住宅ローン減税について確認しておくことをお勧めします。
因みに、不動産業者から購入すると住宅ローン控除以外に引渡後、瑕疵担保責任(雨漏れ・シロアリなどの劣化事象補修義務)も2年間あり、購入者にとっていいこともたくさんあります。
私たちは住宅購入者に特化した相談所です。
日本住宅相談所
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