将来、住宅ローンの借換は難しいって本当?
初めて住宅ローンを組まれる方は要注意です。
といっても、大半の方が初めて住宅ローンなのではないでしょうか。
初めて住宅ローンを組む方は、既に家のことで頭がいっぱいな状態と思われます。
よって、住宅ローンのことまでは手が回らず、不動産業者が提携している銀行のローンに申請を出すことがほとんどです。
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その際、買主のあなたは不動産屋の営業マンから、少しでも毎月の支払が少なくなるように変動金利型のローンを提案されます。
買主のあなたを含め、ローンを組まれる方の99%の方が『将来金利が上がり、支払いが増えたらどうしよう・・・』という不安を抱えています。
そこで、営業担当マンは買主のあなたに、こう伝えるでしょう。
『変動金利なので将来支払いが多くなる可能性がありますが、金利が上昇した場合は借換をすれば良いですよ』
・・・あたかも簡単に借り換えることが出来るように伝えられる可能性があります。
まず、一言でいうと借換は容易ではありません。
正直、借換は難しいです。
なぜ、借り換えが難しいのか?
下記の5つの壁が立ちはだかります。
1⃣費用面
当初の住宅ローン借り入れと同様に、
✅保証料
✅事務手数料
✅印紙代
✅登記費用などの諸費用が掛かります。ある程度のまとまった資金が必要です
2⃣独立・転職した場合
銀行の借り入れ条件として最低勤続年数を定めている為、独立・転職直後の借換は一般的に困難です
3⃣健康面
健康上の問題が発生した場合、住宅ローンの絶対要件である団体信用生命保険の審査が通らない場合があります
4⃣転勤
当初は自己居住用だったが、転勤により転居し賃貸に出した場合は収益物件となり借換が難しくなります
5⃣収入ダウン
転職や親の介護などにより、借入当初より収入が減少した場合、借換先の借入審査が通らない場合があります
これらのことは借入当初では予測ができないことがほとんどです。
ですから、家選びと同じぐらい当初の住宅ローン選びが大事になります。
信頼できるライフプランナーに相談されるかご自身で勉強することをお勧めします。
私たちは住宅購入者に特化した相談所です。
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