ナニこれ珍百景~その②~オーバーフロー管

投稿者: | 2017年11月8日

これを見たことはありますか?

この穴は“オーバーフロー管”といいます。

バルコニーに付いている家や付いていない家があります。

 

このオーバーフロー管は一体何に使用するものかというと・・・

ベランダにあるドレン管の詰まり対策として登場しました。

ベランダがある建物には必ずこんな排水溝が付いていると思います。

この排水溝のことをドレン管と言います。

バルコニーにドレン管が一つの場合、オーバーフロー管がつけられることが多いです。

理由は、ドレン管が詰まる可能性がありドレン管以外にもオーバーフロー管をつけていた方が安心というわけです。

 

バルコニーが長く、2箇所以上ドレン管がある場合はオーバーフロー管は無いことが多いです。

理由は、2つドレン管があれば、両方詰まる可能性は低いからです。

 

ただし、オーバーフロー管は決してつけなければいけないという決まりはありません。

なので、コストカットを優先に考えるのであれば、カットされてしまいやすい箇所です。

なぜなら入居者にとってあまり気にしない箇所だからです。

 

多くの住居のベランダはFRP防水という防水工事をされています。

FRP防水の工事の後からオーバーフロー管はつけることが出来ません。

無理やりFRP防水を破って追加設置工事をすることは、逆に雨漏りリスクを高めることになるので、行わないほうが良いと思われます。

 

結局はメンテナンスが大切!

オーバーフロー管が無く、ドレン管一つのみの場合でも、管理次第で問題が解決されることは多いです。

完璧でなくても大丈夫です。

たまに「詰まってないかな〜」と見てあげるだけでも良いことです。

そしてゴミなどがありましたら、清掃をすると良いでしょう。

 

 

 

 

 

 








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ナニこれ珍百景~その②~オーバーフロー管」への1件のフィードバック

  1. 宇塚 光男

    5年前にタマホームで2Fに2か所ベランダがある家を建てました。受け渡しの直後から、その両方のベランダから水漏れがありました。ドアの柱が漏水で膨れ上がりドアが閉まらない状況です。他の部屋は雨漏り痕の赤い筋が何十本もついてしまいました。
    タマホームは枯葉が排水口に詰まったのが原因なので建築側の瑕疵はない、との一点張りで話になりません。
    実はこのベランダには内径60mmのオーバーフロー管がついています。この管の下から20mm程度まで水位が来ると室内がどしゃ降り状態です。管の上までの水位であれば漏水もあり得ると思いますが、管からチョロチョロの放水状態でボタボタ室内に漏水してくるのは到底受け入れられません。オーバーフロー管は何のためにあるのか、と問いただしても訳の解らない屁理屈を言うのみです。こんな悪徳業者をのさばらせておくべきではないと強く思います。

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