外壁を手でこすってみよう!手が白くなった人は・・・

投稿者: | 2017年9月21日

早速ですが、ご自宅等の外壁を触ってみて下さい。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

このように手のひらに白い粉のようなものがつくことを”チョーキング現象”、”白亜化(はくあか)現象”といいます。

 

チョーキング現象が起こる外壁の特徴

・ある程度劣化した外壁

・塗装している

 

チョーキングが起こる箇所

・モルタル外壁

・サイディング外壁

・塗装している部分

・破風板

・装飾枠

屋外にあり、太陽に当たるものは、基本的に劣化していきます。

 

チョーキングがよく発生する箇所

これらの3つの部位はチョーキングが起きやすいので、確認の際は要チェックです!

・1階の南面の日当たりが良い部分

・2階以上で西日が良く当たる部位

・バルコニー廻り

 

なぜ、チョーキングが起こるのか?

塗料にも寿命があり、チョーキングは必ず起きるものです。

通常は10年前後でチョーキングが起こります。

施工不良の場合は1~3年で発生します。

・長年屋外にあり、紫外線の影響で塗装面の中にある樹脂が分解した場合

※塗装色による劣化進行速度の違いによるもので、黒は遅く・白は早く劣化します。

・立地条件や使用条件に合わない塗料で塗った場合

・塗料をしっかり混ぜず塗装した場合

 

 

再塗装を行うタイミング

白いチョークのような粉状の物が薄っすら手に付く程度であれば、軽度のチョーキングです。

下記のような状態であれば、現段階では外壁塗装を行う必要はありません。

 

この写真のように手に白いチョークのような粉状の物が真っ白に付着しましたら、メンテナンスが必要なチョーキング現象が起きている証拠となります。

早めの再塗装をおススメします。

 

 

チョーキングが起こるとこんな影響が

・カビ

・藻、コケ

・ひび割れ

チョーキングが起きている外壁はほとんど保護されておらず、裸の状態に近く、上記のような症状が出てきます。

水をはじくように塗装していたのに、塗装が劣化してくると外壁が水を吸うようになります。

本来の外壁の目的は防水です。

防水をすることにより、建物内部に水が入らないようにし、劣化しないようにするという目的があります。

塗装が劣化すると外壁は水を吸うようになってしまいます。

水を吸ったまま、日光が当たっても吸われた水分が乾ききらないまま時間が経過してしまうとカビ、藻、コケの原因になります。

さらに、水を吸って乾いての繰り返しで壁自体が動くと、ひび割れの原因にもなります。

ひび割れが生じると、ひび割れ箇所の補修が必要になってきます。

 

チョーキングを理由に契約しようとしてくる業者には要注意!

 

これは何事にも言えることですが、焦らせて契約しようとしてくる営業には注意が必要です。

チョーキングは外壁塗装の劣化している症状です。塗装している建物は必ずいつか塗装が必要になります。

チョーキングが出たら、そろそろ塗装を検討しようかな?の程度で大丈夫なのです。

一部の悪い業者は、チョーキングが発生すると「今すぐに塗装しないと建物が危険ですよ」、「すぐに塗装しないと家が崩れる」等と不安にさせ、無理に契約しようとするケースがあります。

他に、

本日中ご契約して頂ければ100万円お値引きします!」

一般的な30坪の一戸建ての費用は約80〜100万円。覚えていてください。

 

「足場代を無料にします!」

↳足場台は他の費用に分散し上乗せしている可能性大です。

 

必ず数社の見積もり依頼をしましょう!

そうすることにより、騙される可能性が低くなり、御自身で相場を知ることができます。

 








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