あなたの家のバルコニー手すり、ぐらついてませんか?
バルコニーの手すりを触るとぐらつくことがあります。
バルコニーの手すりを触ってみて下さい。
そして、ぐらつくかどうかぜひ確認してみてください。
劣化しやすいバルコニーの特徴とは
あなたのバルコニーの手すり部分、こういう風にネジが止まっていませんか?
このようにネジが垂直に打たれていませんか?
このように釘やネジをとめることを脳天(釘打ち)(のうてん:くぎち)といいます。
杭やパラペットなどの上部のことを脳天といいます。
人間の頭にたとえた言い方で、垂直に立っている物の上部を脳天といいます。
脳天から釘をうつと、釘を伝って雨が浸入するのでお粗末な手法であり、やってはいけない工作なのです。
脳天釘打ちでは、上から雨水が容易に進入します。防水層を破っているので水や雨が入り放題、腐り放題という状態になります。
釘などを伝って入った雨水は手すり壁内に滞留し、常湿状態になります。
更に昼と夜との温度差で結露を繰り返し木部は真っ黒になります・・・
水・温度・空気によりシロアリが寄ってくる可能性も大です。
雨水が入り、中に水が入り腐食がひどくなるとこのような状態になります。
笠木部分(天盤)を取るとどうなっているのでしょうか・・・
簡単な対処方法
コーキング・塗装方法があります。
ただし、一次的対応なので、時間の経過と共に雨漏りは再発します。
完全な対処方法
正直、雨水の完全シャットアウトは難しいです。
新しいものに取り換える方法になり、金額も大きくなると思われます。
方法としては、
”大部分をシャットアウト、少し入った雨水は早めに排出させる”という方法になります。
下地板に受け金物(水切り)を固定し、その上に板金をかぶせる方法になります。
板金のつなぎ目にはジョイントカバーをつけます。こうすることにより雨水は入りずらく、入ったとしても流れるような仕組みになります。
参照サイト:リクシル
最近の住宅では改善改良が加えられたものが使用されていますが、古い建物は写真のような手すりが多いです。
こまめにメンテナンスをおススメします。
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