劣化しやすいバルコニーの特徴とは?

投稿者: | 2017年9月25日

あなたの家のバルコニー手すり、ぐらついてませんか?

バルコニーの手すりを触るとぐらつくことがあります。

バルコニーの手すりを触ってみて下さい。

そして、ぐらつくかどうかぜひ確認してみてください。

 

劣化しやすいバルコニーの特徴とは


あなたのバルコニーの手すり部分、こういう風にネジが止まっていませんか?

このようにネジが垂直に打たれていませんか?

このように釘やネジをとめることを脳天(釘打ち)(のうてん:くぎち)といいます。

杭やパラペットなどの上部のことを脳天といいます。

人間の頭にたとえた言い方で、垂直に立っている物の上部を脳天といいます。

脳天から釘をうつと、釘を伝って雨が浸入するのでお粗末な手法であり、やってはいけない工作なのです。

脳天釘打ちでは、上から雨水が容易に進入します。防水層を破っているので水や雨が入り放題、腐り放題という状態になります。

釘などを伝って入った雨水は手すり壁内に滞留し、常湿状態になります。

更に昼と夜との温度差で結露を繰り返し木部は真っ黒になります・・・

水・温度・空気によりシロアリが寄ってくる可能性も大です。

 

雨水が入り、中に水が入り腐食がひどくなるとこのような状態になります。

笠木部分(天盤)を取るとどうなっているのでしょうか・・・

 

 

簡単な対処方法

コーキング・塗装方法があります。

ただし、一次的対応なので、時間の経過と共に雨漏りは再発します。

 

完全な対処方法

正直、雨水の完全シャットアウトは難しいです。

新しいものに取り換える方法になり、金額も大きくなると思われます。

方法としては、

”大部分をシャットアウト、少し入った雨水は早めに排出させる”という方法になります。

下地板に受け金物(水切り)を固定し、その上に板金をかぶせる方法になります。

板金のつなぎ目にはジョイントカバーをつけます。こうすることにより雨水は入りずらく、入ったとしても流れるような仕組みになります。

 

参照サイト:リクシル

 

最近の住宅では改善改良が加えられたものが使用されていますが、古い建物は写真のような手すりが多いです。

こまめにメンテナンスをおススメします。

 

 








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