新築やクロスを張り替えしたばかりの家なのに、クロスにシワや隙間があったりしませんか?
「たった数ヶ月しか経っていないのに!」「もしかして欠陥・・・?」となりますよね。
クロスのシワ・すき間は日常的に起こる現象
少しびっくりですよね。実は日常的に当たり前に起こる現象だったのです。
住宅は常に乾燥収縮・温度収縮地震や台風・大きな車両が通る振動などにより、常に動いています。そして常に家を守っています。
そんな家が動いていると、ピタリとひっついているクロス(壁紙)は追随しようとします。
そして、どこか弱い箇所から隙間やシワになるというのは、当たり前に置きやすいということになります。
クロスの弱い部分
クロスのジョイントに隙間が生じる
亀裂が入る
木部との取り合い部に隙間があく
入り隅コーナー部にシワ
下地のライン
上記のような現象は、珍しいことではなく、通常に発生する現象で、特に心配は不要です。
入居後にクロスに何らか異常が見当たらない、なんてことはまずあり得ないことの方が多いのです。
開口部は特にひび割れしやすい
開口部周りでは(よく動くので)下地の石こうボードなどが動いたり、ひび割れすることでクロスのひび割れが生じやすい箇所になります。
最近では、開口部周りの下地の石こうボードをL字に配置することにより、ひび割れが少なくなるよう配慮がされています。
構造的には問題無し事が多い?
クロスの隙間やひび割れは、外力(地震や車両の振動)により建物が変形した際にクロスが割けることが多いです。
構造適に気になる方は、メンテナンス担当者さんなどに床や壁の傾斜を測ってもらうと良いと思います。
度合いにもよると思いますが、クロスの隙間やひび割れは一時的な変形であることが多く。構造的には問題がないことが多いです。
よって建物に大きな問題がある可能性は低いと思われます。
クロス(壁紙)の補修方法
簡易な方法としては、ジョイントコークというものを使い、間を目立たなくさせるなどで十分だと思います。
張り替えを検討される方は、クロス(壁紙)は2-5年で廃盤になることが多いそうです。
その為、同じ品番はなく、同じものでもマイナーチェンジしている可能性もあります。
また、クロスの張り替え時期は大体10-15年と言われています。
「廃盤か・・・とても気に入っていたのに・・」
ではなく、逆に「新しいのに出来る!気分転換だ!」と思いましょう。
また、クロス張替える際には、下地パテ処理をしてもらうようお勧めします。
過度に気にしない
単純なクロスの隙間やひび割れは過度に気にされない方が良いと思います。
クロスに水染みがあったりしたら話は別ですが、クロスの隙間、ひび割れは通常に起こりうるもの。ということです。
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