メンテナンスが難しい屋根

投稿者: | 2017年10月27日

生活の一部と言えば・・・・屋根!

え、当たり前の存在すぎて一部でもなかった?

人間が生きていく上でとっても大切なもの。そうです。屋根です。

屋根は常に雨風や日射、台風などから家族を、家を守ってくれている存在ですよね。

そんな屋根もメンテナンスが必要です。

 

屋根のメンテナンス期間

屋根材にもよりますが、大体10年目で塗装、約20年目で再塗装、30年目で葺き替えが屋根材の大体のサイクルになります。

そんな中、約10年で劣化してしまい、塗装もできない・・・という屋根材が世の中にあるのはご存知でしょうか。

 

それは・・・・・

ニチハ株式会社さんが販売していた「パミール」という商品です。

 

ニチハの屋根材パミール

販売期間:1996年(平成8年)~2008年(平成20年)

※現在は販売されておりません

この間まで販売していたんだ!っていうのが率直な感想です。

 

ニチハのパミールどんな事が起きるのでしょうか

 

・築10年前後で劣化(他のメーカーと比べるとかなり短い)

・屋根材のずれ

 

・屋根材が落ちてくる

 

・表面の剥離

 

・表面の剥げ

 

・ミルフィーユ状の剥離

 

・耐久性がない

・塗装ができない

・太陽光パネルが設置できない

 


パミールの修繕方法

 

・パミール屋根の傷みが少ない場合

屋根カバー工法

カバー工法という名の通り、既存の屋根材の上に新しい屋根材をカバーして行なう屋根の修理方法。

既存の屋根を撤去しないため、屋根が重くなります。

雨漏りの観点からいうと、雨漏りした際など今後のメンテナンスがやりづらいため、おススメはできません。

 

・痛みがひどい場合

葺き替え工事

全面屋根の新しくする方法です。

 

・パミール屋根の修繕方法に塗装はありません。

年数関係なく塗装は不可です。

全く無理なのか、というとそうではなく塗ろうとすれば塗れます。

結果的に塗装費用の無駄になる可能性があります。

理由は屋根材自体が剥離現象が起きるので、塗装しても塗装会社さんは保証もできません。

 


そのまま放置しておく?

 

傷んだまま放置をしておくと、パミール屋根材自体がずれてくる、落ちてくる可能性があります。

台風など強風が吹いた際に近隣へ飛んで行ってしまうことがあります。

その時に近隣地域の人たちの家に当たって壊れてしまったり、人に当たると大変なことになります。

家を守るべき屋根が、人や他の住宅を傷つけるとなっては元も子もありません。

 

屋根材が劣化してきたな・・・とお思いでしたら早めに対処をしておくことをおススメします。

 

 

 








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