敷地内には３種類の桝（マス）に分かれています。
1⃣汚水（トイレ）
2⃣雑排水（洗面・キッチン・洗濯・浴室・散水栓など）
3⃣雨水
一つ前に雨水について書いたので、今回は汚水と雑排水について書きたいと思います。
汚水のマスを開けると、水が流れやすいように底面が半径の形になっています。
インバートマス”といいます。
下水は臭いので、匂いが上がらないように樹脂製のマンホール蓋が採用されています。
雑排水のマス
雑排水が流れる排水経路では、キッチンで流れた油やゴミが流れ、収集器に集まります。
どちらの排水管も定期的（半年に一回）に清掃をする必要があります。
排水設備は適正に流れを確保することが大切です。
排水管が途中で詰まることは、家の排水すべてが流れなくなります。
排水管の清掃方法
排水管を定期的に清掃することは、排水をスムーズに流れるにあたりとても大切なことです。
更にキッチンで使用した油を流すことは原則禁止です。
用意するもの
・マイナスドライバー
・手袋
・柄の長いブラシ
・ゴミ袋
・シャク
・水道に繋がったホース（高圧洗浄ならもっと良い）
汚水マス
手袋を付けてドライバーで蓋を開ける
ホース等で水を水上に向かって洗い流す
汚れが取れにくい場合はブラシ等でこすって流すと良いでしょう。
雑排水
手袋を付けてドライバーで蓋を開ける
油が溜まっている場合は、シャク等で油をすくいとり、ゴミ袋に入れましょう。
その際、水は出来るだけ入れないようにしましょう。
※※取った油は決して下水に流してはいけません※※
下水でこの油を分解するのは大変です。さらに他の部分が詰まる可能性があります。
ゴミとして出すことが良いでしょう。
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