外から見える部分に木部が使用されている場合、建物の維持管理が大切です。
外部に見える木部、こんな状況になっていませんか。
日本は高温多湿気候+雨や紫外線は木材は劣化しやすくなります。
更に反り・ヤニ・割れなどが出てきます。
外部に露出して使う木部は良い材料を使用しなければなりません。
現代の通常の住宅では、木部を露出している場合、塗装を行うのが通常です。
理由は、雨や紫外線の影響を避ける為です。
塗装せず、木そのもので露出すれば、新築当初は綺麗で良いですが、すぐに劣化の兆(きざ)しが見られ、汚れて醜くなります。
木部の再塗装は最低10年に一度
外部に露出させる木部には塗装を行うことが通常です。
露出部分に木を使用する場合は、数年に一度、もしくは最低でも10年以内には再塗装が必要になります。
外部に露出する木部にあたる雨や紫外線によって条件が変わってくるので、一様に劣化するというわけではありません。
しかし放置すれば、再塗装不能状態になる可能性があります💦
日頃の目視確認と塗装時期の判断が必要です。
営業の方に聞いても、大体「そろそろ再塗装の時期です」と回答される方が多いと思います。
雨の多い日本はメンテナンスが早いほうがいいことは事実です。
木部の塗装ですが最初は薄めの透明、オイルステインで色を付け、ワニスで仕上げていきます。
再塗装の度に濃い色になっていきます。最終的にはペンキ仕上になります。
オイルステイン:屋内外の木部に使用し、塗膜を作らない含浸し着色する塗料のこと
ワニス:木材などの材料の表面を保護するために用いられる塗料の一種で、透明で硬い上塗り剤
これはある戸建て物件です。
長年メンテナンスされずにきた建物です。
さて、この家の露出している木部(といっても一部分)ですが、
かなり劣化しています。
アップだと・・・
腐食している?・・・
木はボロボロですね。
コケも生えています。
塗装する範囲が低い場所で、部分的で面積が大きくなければ、出来る範囲で自身で塗装したら良いと思います(^▽^)/
劣化の激しい所だけでも、自身で塗装すれば、それだけでもかなり違うと思います。
入居者が建物の維持管理に関わることは、建物が長く使われることに繋がります。
更に建物にも愛着がわいてくるのではないでしょうか(^▽^)
自身では難しいな・・・と思う箇所に関しては、職人さんにお任せするのが良いと思います。
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