中古物件を探されている方、最近多くなってきましたね!
中古物件を探していると、結構出てくるのがプロパンガス利用している建物。
「プロパンガスかぁ~。使ったことないし、よく分からない。この物件は辞めておこうかな…」
と、一旦躊躇してしまう方は多いのではないのでしょうか。
さらに、世間のプロパンガスのイメージは、
使った事がない
使い方がわからない
料金が都市ガスより高い
田舎っぽい
交換とかどうやるの?
火災報知器どこにつけるの?…等、色々なイメージがあると思います。
☀プロパンガスとは?
LPガスや石油液体ガスと呼ばれるものです。
プロパン・ブタンガスを主成分として圧縮し、常温でも取り扱いが容易にしたガス燃料のひとつです。
プロパンガスは空気より重いので、火災報知器は床近くに設置します。
約35%の人口が利用しています。
☀都市ガスとは?
いわゆる大阪ガスや東京ガスですね。
空気より軽いので、火災報知器は天井近くに設置されます。
約65%の人口が利用しています。
都市ガスを使用している地域は、近年開発されたというケースが多いと思います。
地域周辺はみんなプロパンガスよ!というケースは、昔から住んでいる人たちが変わらないという地域だと思います。
『とっても気に入ったの、この家!』
と、家探しの際、そんな物件と出会えたとします。
しかし、その家はプロパンガスでした。
『プロパンガスは使ったことがないから都市ガスに変更したい!』
と、買主は思いました。
さて、どのように変更ができるでしょうか?
プロパンガスから都市ガスに変更する方法
1⃣前面道路にガス管が通っているか確認する
確認方法(どれも無料で確認できます)
・不動産業者や建築関係の業者に確認してもらう
・近くの都市ガス営業所の埋設管を調べてくれる部署へ行き、確認してもらう
・FAXで確認:都市ガス会社の導管事業部に電話すると調査依頼書をFAXしてくれます。そこから記入して調査依頼をします
・インターネットで確認:会社登録(WEB登録→郵送→登録完了)が必要で、一般からは見ることができません。
2⃣前面道路にガス管が通っていない場合、近くのガス管の距離を調べる
確認方法
・不動産業者や建築関係の業者に確認してもらう
・近くの都市ガス営業所の埋設管を調べてくれる部署へ行き、確認してもらう
3⃣近くのガス管から、工事費用を計算する
ガス管を引っ張る工事費用は30,000円/mです。
例.
近くのガス管まで200mの距離が離れている場合
200m×30,000円=6,000,000円
な、なんと600万円!ひょえ~~~(+_+)
『諦めないで!!』
プロパンガスから都市ガス諦めない方法1⃣
国からの命令で都市ガス会社は一軒につき※最大47万9300円負担をしてくれます!
※6号ガス(給湯・台所・お風呂)を利用するのが条件です
しかし、例の600万までにはまだまだ遠い・・・・
プロパンガスから都市ガス諦めない方法2⃣
地域の人たちと協力する
大阪ガスは一軒につき、47万円の負担をしてくれます。
なので、600万負担してくれる数の家を探せば良いのです。
600万÷47万=12.7軒
13軒分、『プロパンガスから都市ガスに変更するよ!』
と、協力してくださる方たちがいれば、無料で都市ガスに変更することができます。
近くで地域の開発があれば、一緒にできる可能性もあると思いますが、昔からずっと住んでいる方たちの地域では
地域の人たちのご協力がひつようになります。
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