地盤の強さ・弱さの大切さをご存知ですか?
土地には強い地盤と弱い地盤があります。
見た目では分からないのが地盤
ですよね。
先祖の方々が後世に地盤の弱さを伝える為に、地名に水辺や低湿地の名前をつけてくれました。
最近でも、ニュースで土砂崩れがありましたね。
個人的には、
2014年に広島県で起きた土砂崩れがとても印象に残っています。
山手の土地で、新築戸建てを売る為に、新たに地名を付けられたそうです。
”八木地区”という現代風な地名だったそうですが、本来の地名は”八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)”という地名だそうです。
先人が後世に伝えるために付けた地名なのに、活かされなかったのかと思うと残念でなりません。
今回は、
地盤が弱い可能性の高い地名例
について書きたいと思います。
湿地や水田に由来する地名
湿地とは:淡水や海水によって冠水する、あるいは定期的に覆われる低地
水田とは:水稲を栽培するために周囲にあぜをつくり,水をたたえることのできるようにした耕地
✔仁田(にた)
✔野田(のだ)
✔牟田(むた)
✔新田(しんでん)
✔新海(しんかい)
✔古賀(こが)
✔江田(えだ)…等
湿地や低湿地に由来する地名
✔谷津(やづ)
✔谷地(やち)
✔阿久津(あくつ)
✔五味(ごみ)
✔浮田(うきた)
✔曽根(そね)
✔赤野(あかの)…等
入江や窪地、干拓地などに由来する地名
入江とは:海岸や湖の一部が陸側にえぐるように入り込んでできた地形
窪地(くぼち)とは:まわりよりもくぼんだ土地
干拓地(かんたくち)とは:湖や海を堤防などで締め切ったのちに排水し、湖底や海底を干上げて陸地化すること
✔和田(わだ)
✔別所(べっしょ)
✔須賀(すが)
✔勝俣(かつまた)
✔久保(くぼ)…等
水辺の動植物の名がつく地名
✔鷺(さぎ)
✔鶴(つる)
✔鵜(う)
✔亀(かめ)
✔蓮(はす)
✔葦(あし)
✔蒲(かま)
✔芦(あし)…など
水に関連する文字のつく地名
✔船(ふね)
✔橋(はし)
✔堀(ほり)
✔堤(つつみ)
✔沖(おき)
✔浜(はま)
✔浦(うら)
✔州(しゅう)
✔塩(しお)
✔菅(すが)
✔淀(よど)…等
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