前回のブログでは、道路には私道と公道があるとお伝えしました。
道路には必ず所有者がいます。
私道は字のごとく、一般の所有者がいる道路になります。
公道は公の道と書き、所有者は国や都道府県、市や区が所有しています。
そのため、道路の整備や補修も国などが行ってくれます。
さて、側溝(そっこう)とは道路のどの部分かご存知でしょうか?
そうです、道路の両サイドにある雨水が流れる道の凹んでいるとこのことをいいます。
実は、側溝も道路の一部分なのです。
道路の幅のことを幅員(ふくいん)といいます。幅員は側溝を含めた長さになります。
交通量が多いと排気ガスやほこりや土で側溝に泥が溜まります。
春や夏になるとこの側溝から雑草や蚊やハエなど🐛がぞろぞろ発生してくるんですよね~・・・
あれが建物内に入ってきたりして、小さな生き物なので意外と厄介者”(-“”-)”なんです。
側溝といっても、深さが40㎝とかではなく、1メートルぐらい深い側溝もあるんです。
それぐらい深いと、自身で清掃するのが本当に大変なんですよね。
自分たちのビルだけの問題でもないですし。
中には、側溝をゴミ箱と勘違いしているのか平気でペットボトルや吸い殻🚬など捨てるかたもいらっしゃいます。
側溝はゴミ箱じゃねえんだよ!と思います。
さて、そんな側溝ですが
みなさん自分自身で側溝の清掃をしなければならないと思っていませんか?
いや、本来なら各自で清掃するのが一番良いのですが。
市や行政も表上では
大雨などに備え、側溝等の清掃をお願いします
と記載しています。
そりゃ市などでは全ての道路を同時期に維持管理をすることは不可能です。
住居者様の協力が必須です。
ですが、皆が皆、年齢や体力、時間的に清掃することができるとは無いですし難しいことがあるかと思います。
絶対に自身で清掃しなければいけないと思っていた方、朗報(?)です。
文頭に道路には必ず所有者がいると書きました。
公道に関しては、連絡をすれば清掃をしてくれます。
※私道に関しては、一般の所有者が維持管理をする必要があります。
どこに連絡すればよいのでしょうか?
管轄している市の路政課(ろせいか)へ電話などで連絡をすれば清掃をしてくれます。
道路には国道や府道が県や市をまたいで設置されています。
国道の管理者は国土交通省
都道府県の管理者は都道府県
市は市です。
私がいる会社の目の前の道は国道310号線になります。
国道の側溝は溝が深く1メートル程度あります。
私たちの建物だけの問題ではなく、周りのビル一体の側溝が草木が生い茂り、虫が発生しています。
これは私たちでは改善されない!と思い、連絡をしました。
私たちがいる場所は堺市なので、国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所○○土木事務所へ連絡しました。(◯の箇所は伏せています)
「国道310号線の側溝に50メートルぐらい一体で草木が生い茂り、虫が発生して建物内にも入り、困っています。どうすれば良いのでしょうか?」
「そこは私たちが管理をしていますが、清掃に関しては担当外です」
「対象外なんですか!知らなかったです。どちらに連絡すればよろしいでしょうか?」
「市の路政課に連絡してみてください」
と教えていただきました。
早速、市役所の路政課(ろせいか)へ連絡してみると・・・
「はい、清掃ですね。すぐには行けませんが近日中に行います。ただし、その道路は主要道路になり、交通量が多い道路になります。清掃は夜間に行います。業者へ連絡し、スケジュール調整を行いますので、多少日数が必要になります」
との返答がありました。
国道や府道でも、側溝の清掃は市がやって下さるとのことです。
今回でわかったこと
側溝の清掃に関しては目の前の道の管理者に連絡するのではなく、市の路政課に連絡するのが良いと知りました。
※※ただし、これは堺市の情報です。
他の市でも同じような処理とは限りませんので必ず確認するようにお願い致します。
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