洗面台の水受けタンクを定期的に点検しよう

投稿者: | 2017年11月21日

洗面台の水受けタンクを定期的に点検していますか?

 

洗面化粧台の下にあるキャビネット(収納部分)に給水管や給湯管がありますよね。

そこと一緒に、白い半透明のボックスが付いているタイプがあります。

そのボックスを『水受けタンク(シャワーホースカバー)』といいます。

このボックス、定期的にチェックしてあげる必要があります。

 

なぜ、定期的に見る必要があるかというと・・・

洗面台にシャワーホース(外観はステンレス製)がついているものは、ホース部分を伝って水が流れてしまうことがあります。

 

少しの水が一次的に流れる分には特に問題はありません。

少しの水が数年間、いや10年間以上流れたらどうでしょうか。

画像引用サイト:LIXIL

 

水受けトレイがないと、画像のように水が常に流れて湿潤状態になります。

洗面台から床に伝い、床下まで水が流れる可能性大です。

 

以前にこんな事例がありました。

 

水受けタンクがいっぱいになってしまい、水がタンクから漏れている様子です。

 

拡大図

少しわかりづらいかもしれませんが、タンクから水が漏れている様子です。

周りを見ると、長期間水が漏れているようでした。

 

この床下はどうなっているのでしょうか?

 

 

床下に進むと、洗面台下近くに水染みを発見!

 

もう少し近づいてみると・・・

 

 

キノコが生えている!

ちょうど、排水管近くの床に生えていました。

これを見ると、長期間水が漏れていたことがわかります。

そして現在進行系で漏水しています。

 

フロア合板の腐朽が進んでおり、根太・大引き・土台に徐々に迫ってきています。

漏水箇所の補修が至急必要な状態になっています。

フロア合板を張り替え、腐朽菌の繁殖を防ぐ対策が必要になります。

 

 

 

 


伝えたいこと

こまめに自身でチェックをしてあげることで、最小限の費用で収まる場合が多いです。

ここまでくると、少し大がかりな工事になり、費用もかかってきます。

住宅診断はも大切ですが、もっと大切なのは住む人が家に対して「住んで終わり」ではなく、「気にかけてあげる」ことが大切だと思います。

 

収納部分に、購入したものを入れる”ついで”に確認するだけでも変わってくると思います(^▽^)/

 

 








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洗面台の水受けタンクを定期的に点検しよう」への1件のフィードバック

  1. 近藤広幸

    はじめまして
    うちも14年前にリフォームしてから
    先週まで水受けの存在を知らないで
    奥では水浸しになり、手前にある
    水道管の穴の隙間へ流れていたようで
    洗面台下の扉までは流れてこなかった為に
    ずっと気が付きませんでした
    去年から床の裏が真っ黒にカビてきて
    表からは拭いても漂白しても意味ありません
    水受けに対する注意などは水受けトレーには
    使用上の注意など何も貼ってありませんし
    流し台下のどこにもシールや説明ありません
    LIXILへリコール対象だと伝えても
    型番ちがいだと、自費で修理くださいと
    そもそも漏れるような洗面台と事前に知っていれば購入などしません
    泣き寝入りしたく無いです、
    あの原始的な受け皿水受けシステム
    洗面台下へ水漏れする現象は大半の人は知りません
    一般常識ではない事態を、さも常識のような企業の姿勢は許せません
    注意不備で床まで傷んでしまいました
    公に広まっていないリコール対象にふさわしい件をこのままにはしたくないです
    洗面台下に水漏れするのは

    返信

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