【中古物件の内覧】不動産業者の話

投稿者: | 2017年12月20日

先日、中古物件の内覧に同行しました。

こちらは内覧者の友人という形で、住宅診断士とは名乗らずに内覧をしました。

あくまで買主として内覧をしました。

 

そこでの体験談を書かせていただきます。

当日案内をしてくれた不動産業者。

 

待ち合わせ当日。

内覧する物件で待ち合わせでした。

正直、業者なら時間前に来ているのは当たり前では?と思っていましたが

不動産業者の方は遅刻をしてきました。

 

ちなみに、内覧している物件は売主が今も居住中の物件でした。

積極的に室内を見ることができません。

不動産業者には率先して案内してほしいところですが、率先して案内をしてくれる様子はありませんでした。

 

ある程度、内覧が終わって質問を色々しました。

質問内容は以前、ブログで紹介した【中古物件の内覧時】これだけは質問しておこう!➀です。

 

私:内覧者は今までどれくらいですか?

業:2組です。内一組は契約したが、ローンで落ちました。

 

私:募集開始してからどれくらい?

業:まだ2週間です。

(2週間で一組の客が申込・契約・ローン申請→ローンが落ちて、私たちが内覧でたったの2週間?この人は嘘をついているのかな・・?と感じました)

 

私:なぜ家を売ることになったのでしょうか?

業:ご主人が倒れたからです。

 

私:今まで雨漏りや増築したりリフォームされたことは?

業:全て一切ない。

(↑後にリフォームしてたと発言していました。)

 

私:固定資産税はいくらですか?

業:○○円です。

 

私:この家はすまい給付金の対象?

業:何ですかそれ?誰から給付金するんですか?

そりゃ対象者と対象の物件に条件はあります。

そういうのは私たちは一切関係ない。御自身で調べて利用するのは、勝手に利用してください。

私:そういう手順を教えてくれてたり、対象かどうかも教えてくれないんですか?

業:はい、そういうのは私たちとは関係がないので。

 

 

私:住宅ローン減税を利用できるなら利用したい。これについてはどうでしょうか?

業:そういうの、利用できるならしたらいいんじゃないですか。あれも対象者があったと思います。

私:全てにおいて対象者というのもは有ると思いますが・・・具体的には分からないということですか?

業:築20年以内だったら使えるみないな内容だったと思います。

私:築20年超えていたら、控除を使えないということ?

業:そうですね。はい。

※実際は20年を超えていても、既存住宅売買瑕疵保険等に加入することが出来たら利用ができる。

 

 

私:住宅診断っていうのをやったほうがいいと、インターネットに書いていたんですが・・・

業:(半笑い)あ~。最近この言葉が出てきてますよね。昔からありますけどね。

やっても同じですよ。私はあんまり住宅診断はおすすめできません。

私:そうですか。住宅診断はお勧めできないんですね・・・。

 

私:瑕疵保険について教えて下さい。可能なら入りたいって話をしていて。

業:(半笑い)保険?誰に保証してもらうんですか?

この家の売主は個人ですよ?売主さんはそんなの保証出来る訳ないじゃないですか(笑)

私:そういう保険の商品も無いのでしょうか?

業:無いですね。売主が不動産業者の場合、2年間という保証はあります。しかし売主が個人の場合、保証できるものは何もありません。

(↑ここでこの人は理解していないのだなぁ…と感じました。無知なだけで非常に残念です。)

 

私:瑕疵保険に入るには、少し時間がかかる可能性があるとインターネットに書いていたが、その点は売主は何か言っていますか?

業:確認してないから知らない。

業:さっきから給付金とか補助金とか言ってますが、私ら不動産業者は一切そういうの関係がない。

使いたいなら自分で必要な書類を用意してください。

僕らは何もすることはできません。あくまでお客様自身が動かないといけない内容なんで。

私:え?流れも対象者も内容も教えてくれないんですか?

業:はい、僕ら業者は関係ないんで

 

友:この前の道は狭いですね。

業:そうですね。周りの家がセットバックしたらすぐ広くなりますよ。

(急に専門用語を出してくる。周りの住宅がすぐにセットバックなんてするわけがない。あたかも簡単にすぐセットバックするかのような発言。)

 

 

まとめると

・あくまでも自分たちは関係が無い

・補助金や給付金なんて知らない

・利用したいなら自分たちで調べて必要な書類を自分で用意して提出して

・私たち不動産業者は関係が無い。

 

 

これがいわゆる不動産業者なんだろうなぁ・・・と感じました。

この建物の客付けを依頼しているオーナーは、そういう人と知らずに頼んでいるのですね。

ちなみに当日案内してくださった方は、

不動産業者の店長兼代表取締役でした。








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